思い起こせば、私のPCは PC-9801UV2(1986年発売:右図)という、V30(i8086-2の NECサブセット版)を搭載した、今となっては誰も知らないのではないかと思われるようなブツであった。遅い遅いといいつつ、このマシンをこの時点でかれこれ7年間(1986~1992)フルに使い続けてきた。
この時点でのマシンスペックといえば:
という、MS-DOSすら動かすのもしんどい、当時としてもかなり時代遅れの組み合わせであった、が、いかんせん貧乏なのと、非常に愛着もあったので、本当に大切に使っていたのである。
かれこれいう貧乏学生の私も就職することになり、その1993年当時といえば、i486マシンや Windows 3.1 がやっと世間に出た頃で(COMPAQ Shock なる言葉が流行ったなぁ...、それから5年後 PC-9801は滅亡するのだが...)、マックでいえば Quadra800の時代である。そんな時代から物語は始まる。
露出の関係上見づらいが当時の装備: |