さて、とうとうやって来ました、待望のリニュアルオープン(笑)。早朝であるにもかかわらず、黒山の人だかり。我々は、オープン当日10:03に、ジークスへと潜入することに成功したのであった。
ジークスの店舗は以下の通り(筆者注:当時)である。
8F | レストランフロア「WEST」 |
7F | CDのフロア「TRACKS」 |
6F | 楽器のフロア「名曲堂」 |
5F | スポーツフロア「スポーツハヤカワ」 |
4F | ヤングライフスタイル館(宝石、衣料、雑貨など) |
3F | パソコンOAのプラザ「OAシステムプラザ」 |
2F | ホビー&パソコンのフロア (パソコンの館天神店、パルテック、Qショップなど) |
1F | バラエティ&AVのフロア |
B1 | 家電のフロア「ベスト電器」 |
ま、とくに代わり映えしないといえばしないだろう(^^;) ただ、私が目玉だと思ったのは、
ぐらいのものであろう。
また、逆に期待に大きく反したのは、
といったところか。なお、私の職場の人をかなり見掛けたのは、福岡の狭さを実感させるに十分であった(==;)
以下、肝心のパソコンショップに限ってレポートする。
あんまり変化はない。相変わらず段ボールが積み重ねてあるという感じ。隣にパルテックファミコン館を新設し、フロア面積は倍ぐらいになったが、「パソコンショップ」としてのパルテックは逆に縮小した印象もある。特にソフトが少なくなった印象がある(1~2割減!?)。フロッピーディスクは、TDKの 3.5inch2HD 50枚が ¥3,200前後と、相変わらず安い。一太郎の値引きセール(¥19,800)は健在だった。ほか、台数限定の 540MB HDDが4万円ぐらいと、オープニングに合わせたセールも。
パルテックと反対側にあるこのショップは、一風変わったパソコン屋という印象を受けた。どちらかというと周辺機器専門で、いまノートパソコンで流行のPCMCIAモジュールなどの商品を多数並べていた。また、98関連の新旧機種(9821Bf,Ce2,Cs2,Ne,NX/C,NS/A)は、50~70%offの台数限定セールも。
店舗は3Fの全フロアを占めるというかなりの拡がりようである。フロアはマック関連、中古ハード、DOS機関連(98,TOWNS,DOS/V)、周辺機器(HDD,MO,プリンタ,メモリなど)、サプライ(小物)、ソフトウェア、書籍 で大きく7分されている。どれも品数豊富で、かなり楽しめた。品数で言えばアプライドには遠く及ばないものの、そつのない品揃えという印象が強い。新古品(いわゆる型落ち品)はそこそこ安くてお買得かもしれません。中古は RA21が ¥55,800、286VG(だったかな?)に至っては ¥16,800と言った感じで、アプライドよりも数段安いです(もしかしてこの3日間だけかな!?)。X68のセール(新品処分)がなかったのは非常に残念(期待してたのに)。夢のある最後のパソコン X68は頑張って是非とも手に入れておかねば…(^^;)
86音源ボード(NEC 9801-86)は、当初から購入計画に入っていたので、迷わず購入してしまった。構成は次のとおり。
で、肝心なスペックは
といったところです。これを購入することによって、具体的には、
といった効果が期待できます。当方では、以上の効果を期待して、以下のような動作をさせてみました。
補記:MASL、森ベンチをご存じない方は、Wikipedia MASLを参照のこと
うーん、素晴らしい(笑)。今まで雑音だらけだったMASLがきちんと聞こえるぅ。ついでに、MASLは、beepで PCMを鳴らすと、(当然だが)かなり CPUに負担がかかるらしく、86ボードを装備するだけで、かなりのスピード改善が期待できる。森ベンチ 11.9枚→16.8枚と、その効果はクリアな音声再生以上のものである。音声部分が重たいデータについては、さらなる改善が望めるであろう。
かなりのデータが聴けるようになった。どれも秀逸である。沙羅曼蛇やファンタジーゾーンに至っては、ステレオで聴けてもう涙もの(T^T)
さて、コンピュータ音源に特有の、懸念されていたノイズ等は殆どなく、かなり音質的にもしっかりしたボードでした。某筋によれば、現存する98用音源ボードでは、サードパーティを含めても最高の音質ということで、これなら安心してお薦めできます(笑)
なお、付属のサウンドドライバ+ユーティリティソフトの出来については、まだ開封すらしていない状況ですので、また追ってレポートします。
ここ数ヶ月、某K氏から 98バススロット用の MIDI I/Fを借用しているのであるが…、今まで232C接続を使っていて、もたっていたデータも、かなりレスポンスが良くなった。そのため、重たかったデータも聴けるし、何よりも、232C MIDI I/Fに対応していないゲーム音楽が聴けるというのは嬉しい。
ゲームで聴いた音楽と言えば、P*in*ess Ma*e* II、Li*i*o7、The A*la*、*列車 III(一部伏せ字)などであるが、どれもなかなかリッチな音楽で涙ものである。ただ、アートディンクのソフトに関して言えば、GSでなく LA音源系 (MT-32など)にしか対応していないため、今一つかなぁ...。というわけで、上記ソフトの中ではプリメが一番良かったかな。
まぁ、別にゲームがMIDI対応したからといって、(あくまでも私の感じるところでは)めちゃくちゃ良くなるというものでもないんだが、何はともあれステレオ化するのがすごくいいです。音源自体は、FM音源の方がゲームっぽくてしっくりくるんだけど、なかなかステレオの臨場感は素晴らしいものが…。はやく自力購入せねば...
という状況の中、今日あたり、特売で ¥12,800以下ぐらいの値段であれば即買いして、その分来月まで金を使わず死んでようと思って出掛けたのであったのだが…。そこに新装開店記念特売ワゴンにあった掘り出し物「MPU-PC98II」が!!
なんと新品なのに¥1,980=90% off のお陰で、すんなり購入できたのであった。多謝多謝。ちなみに横にあったSuperMPUボード(MPU98の上位ボード)はやっぱり¥25,000前後と高かったぞ。
やっぱり232C接続と違って、ゲームも対応してるし、演奏に "もたり" もないし、ソフトを用意すればリアルタイムレコーディングも出来るし、とってもいいです。こういった掘り出し物は多分二度と出てこないような気がする(^^;)