うーん、DVD-ROMかぁ...。
昨今、DVD-ROM のバルク品が 1万円を切る価格で店頭に並ぶようになってからというもの、「CD-ROM と 値段もそう変わらんし、そろそろパソコンに入れてもいいかなぁ」などと考えていたのだったが、この年初に DVDビデオプレーヤを買ってからは、「世の中には DVD-ROM 専用ソフトなぞ殆どないし、かといって、わざわざパソコンのちらつく画面で DVDビデオなんか観ねぇよ。絶対要らんな」という考えに変わっていたりする私であった(笑)
そんな矢先、職場にあるので毎月斜め読みしている UNIX USER 誌、届いたばかりの 5月号をふと見ると、なんと、付録ディスクが DVD-ROM になっている! むぅ、なんと、雑誌に DVDかぁ...。そういえば、ファルコムから来月には「イースI・II Complete」も発売だ。これも DVD-ROM 版があったなぁ...。
イースについては、I、II ともに PC-98版で数十回はクリアするほどやりこんだゲームで、オリジナルディスクも、PC-98も健在なので、「イースエターナル」が出た時点では、わざわざ買いなおすこともないなぁと思っていたが、今回は I と II が一つのパッケージで発売、さらにオマケがテンコモリとのことで、しかも、Win上で気軽にプレイできるとなれば、これは買わねばなどと考えていたところだ。もちろん、この時点では CD-ROMドライブしか持たんので CD-ROM 版を買う予定だったのだが、もし、DVD版なら1枚なのでインストールも簡単、ゲームもディスク入れ替えなしで楽勝だろう。だとすれば、早々に DVD-ROMドライブを買っておかねばなるまい!(笑)
しかし、CD-ROMドライブ初めて買ったときもそうだったが、やっぱ雑誌にディスクが付くようになるまでは、なかなかドライブ買おうという気にまではならんですね ^^;
思い立ったら早速アプライドへ。昨日サブノートパソコン買ったばっかりだというのに、こんなんでいいんだろうか? 店頭でバルク品を漁ると、運良く、「WinDVD 2000」が同梱されている MAGICO DVM-T12 バルク (ATAPI/DVD 12倍速/CD-ROM 42倍速) があったのでゲット。オペレーション表示用の LED は、今時見かけない球面タイプのとってもチャチなものだが、一応 VRも PHONEジャックも付いてるし、キャビもしっかりしており、基本的なところは押さえてあるようだ。後で知ったことだか、この台湾メーカーは、格安 DVD-ROM では有名どころらしい。
持ち帰って早速接続したまでは良かったのものの、動作確認のための DVD-ROMが、ウチには一枚もない(笑) うーん、しょうがない。DVDビデオで我慢するか。と、「トムとジェリー」「SPEED SPIRITS COMPLETE」をかけてみた。
うむ、思っていたよりは結構観れるじゃないの? とりあえず、マウス操作が可能なので、リモコン操作の DVDプレーヤよりは細かい操作がしやすいかも。ただ、動きが激しくなると若干フレーム落ちするとか、ビデオドライバとの相性なのか、ウインドウを動かすと画像が停止するとか、そういった問題*はある。まぁ、パソコンで DVDビデオなんぞ見ないので、とりあえず動作確認できただけで十分だ。
別途、CD-ROM も CD-DA (音楽CD)も動作確認しましたが、全然問題ないです。これなら、CD-ROM ドライブとしてみても十分使えますね!
翌月、「イース I・II Complete (DVD版)」を買ってきてプレイしてみたが、快適にプレイできた。CD-ROM 版が並行発売される現状、必要性はまだまだ薄いけど、DVD-ROM はやっぱそれなりに便利かも...。とりあえず、自作する人にとっては、DVD-ROM がこの程度の価格で入手できる以上、CD-ROM 専用ドライブを積極的に購入する意味は皆無だといってよいんじゃぁなかろうか。