もう時は 21世紀。Win98SE マシンを組み立ててから、既に2年半が経過。不要な常駐物をとことん排除し、リソースメーターに目を凝らしつつ使っているので、かなり安定はしているものの、やはり落ちるときは落ちる。しかも、MS純正のはずの IE や WORDが引き金になって落ちることが多々あるところがほんとに腹立たしい(--#) 会社では NTを使っているので、なおさらこういったところで Win 9x 系の限界を実感してしまう。そんなわけで、作成中の作業を数え切れないほど失った私としては、ここ半年間、NT系の導入を考えるようになってきた。
確かに、過去との互換性に対しては必要以上に気にする私といえど、さすがにここまで Win32アプリケーションが出揃ってきたこともあって、そろそろNT系に乗り換えても問題ないのではという実感を持ってきた。だとすれば、そろそろこのマシンも Windows 2000ぐらいに乗せかえてもよいのではないだろうか。それならば、ゆっくり再インストール作業ができる年末年始休暇中のうちになんとかしようという考えが生まれ、即実行。しかし、年始早々(世間は初詣に忙しいこの時期に...)こんなことでいいのだろうか(^^;)
ところで、Windows XP も出ているこのご時世に、何をいまさら Windows 2000 という突っ込みもあろうが、当初バグが 6万以上もある(笑)といわれていた Windows 2000 が SP2になってようやく安定してきた感があるというのと、Windows XP に対するデバドラ対応の悪さを考えると、あと1年は Windows XPを入れるメリットが感じられないというのがその理由だ。まぁ Windows XPはいずれ導入することもあるでしょう。
早速買い出し。Windows 2000 OEM が安価で置いてあるといえば、PALTEC か PC工房だろう。ということで、早速、一番近い PC工房に向かう。しかし正月二日だというのに営業しているのにちょっと驚く。さらに、店内に入るとまた人が多い。正月だというのに自作派の考えることはみな同じなのか？(苦笑)
ショーケースに Windows 2000 Professional SP2 OEM を確認。次に何とセット購入するかだが... なんと、最近は CD-R/RWなどとセット購入できるらしい。うーん、なぜ OEM版が CD-Rとセットでよいのか不思議だが、メモリとセットで販売できるという話もあるので、それよりは理にかなっているような気もせんでもない。さて、今回は、どうせクリーンインストールせねばならんということもあるので、この機会にハードディスクを増強することにする。勿論信頼性と静粛性の IBMだ。意外と 7200 rpmも値段が下がっているなぁというわけで、IBM IC35L040AVER07-0 を購入。金融機関が正月休みのためカードで支払ったが、こういうときにカードを受け付けてもらえるお店は本当にありがたい。
帰って早速インストールを開始。起動してみると Win98 のあの遅さはいったいなんだったのだろうというこの速さ。7200rpmのディスクに変えた効果がかなり寄与していると思われ、購入時はさほど期待していなかったのでこれは嬉しい誤算だった。Windows 2000に変えても手持ちのソフトはほぼ問題なく動作したが、一部のゲーム類やフリーソフトが動作しないのはちょっと寂しい。まだまだホビー用途には Win9x も必要だなぁ。