この2年ほど、DIYショップでよく売っているパイン集成材で作って組み立てた棚をパソコン机として使ってきた。しかし、さすがにNANAO 54T(21.5kg)を載せているせいか、さすがに板がヘタッてきた、というかなんとなく危ない感じだ。さらに、特にこの棚の不満なのが、もともと単なる棚であるため、足を置くスペースもなく、椅子をしまうスペースもないというところだ。姿勢も悪くなりがちで、タダでさえ狭い廊下の片隅においてあるのに椅子もしまえないでは邪魔で仕方がない。
電器店などに行った際にパソコンデスクなるものを眺めてみると、さすがに今時のパソコンデスクは機能的に作られている。キャスター付きで移動も可能だし、キーボード台は可動式のため、使っていないときはすっきり。耐荷重も数十kg～百数十kgまでと、自作の棚とは桁違いで、作りもとても丁寧だ。木材もかなりしっかりしたものを使っているし、第一、素人には、これと同じような材料はこの程度の値段ではとても手に入らないよ...。やっぱパソコンデスクは買うに限るよなぁ。
そんな中、ベスト電器から「ポイントカードのポイント期限切れ間近」という通知が来た。見れば、1万ポイントもあるではないか。だとすれば、これでパソコン机を買えば全てが万事解決！？ というわけで早速ベスト電器に向かう。いろいろ物色するが、非常にオーソドックスな形で作りのよさと色合いのよさ、さらに、CRTを乗っけてもびくともしない(?)耐荷重100kgというセールスポイントから、サンワサプライ HD-1(7,980円) を選定。持ち帰ることにする。
しかしその堅牢性に見合ってというか、たかがパソコン机のくせに重さが 30kg も... 持ち帰るのには本当に苦労した。この机の素材については、構造材となるパイプとサイドのパンチングメタル部分だけが金属製であって、この重量の殆どはたった3枚の木板ということで本当にオドロキだ(道理で堅牢なはずです...)。持ち帰って六角レンチを片手に早速組み立ててみるが、付属品である組み立て用ビスが普通は袋に入れてあるものだが、きちんと整理されて添付されている(←写真)あたりにも感心。組み立て自体もとてもスムーズに進むあたりは、金属加工など全てにわたって必要精度が保たれているからであろう。
こんなことなら早めに買っておけば良かったと思う次第であった。