トップページ > 家電レビュー
[←BACK] [NEXT→]

[1996.02.03] Apple TV/Video System (キャプチャボード)

時代は動画なのか!?

職場のS技師(当時、9821使い)、筆者が昨年秋頃に Mac LC630をお薦めしたのがもとで、今は、結局私と同じ LC630を所有していらっしゃるのだか、最近、衝動買いで Apple TV/Video System を購入されたという話であった。

このシステムは、LC630 & PowerMac 6200 専用のアドインボードで、取り付けるだけでTVチューナー&ビデオキャプチャボードになるという優れモノである。筆者も LC630を入手した時点で、欲しかったのは欲しかったのだが、定価は 4万円もする(すなわち本体価格の半分もする!)ので、諦めていた。

ところがである。さらに S技師から詳しく話を聞くと、何と、大塚商会(αランド)\14,800だったそうで、もうその機能を考えればタダみたいな値段。さすがは風前の灯の A社、やることが太っ腹である(^^;) 早速筆者も土曜日の早朝からαランドまで車を飛ばしてカードで購入してしまった。さて、使用感を...

モニタ上で見るハイカラー(32k色)モードのTV画面は比較的きれいで(少なくとも液晶TVよりは格段に綺麗)、結構楽しめるものである。しかし、このボードの醍醐味はそんなものではない。まず、受信中のTVウインドウの静止画取り込みができるのは当然で、簡単にJPEG化できるなどお得である。さらには、なぜか Video IN(Audio L/R, S-Video, Videoの4つのピンジャック)がついている。これを使わないテはない(笑)

筆者は早速ビデオを接続し、おもむろにグルグルのキャプチャリングを開始。操作は至って簡単であり、マウスで開始と終了をクリックするだけ。これだけで自動的に圧縮までしてくれて勝手にQT(QuickTime)ムービーになっている(笑) 何て素晴らしいんだ。そんなわけで、最近人気爆発の聖尾OPも既にQT(何と30MB)になってたりするが、いかんせんHDが1GBもあるので、全然苦にならない(笑)。HDD増強していて良かったぁ~(そういう問題か??)

というわけで、キャプチャボードは意外と遊べる代物である。筆者の考えた応用編としては...

おお、キャプチャ環境ってなんて素晴らしいんだ。だんだん筆者もビデオカメラが欲しくなってきたぞトカ言ッテミタリシテ... (^^;)

で、添付のツールでは MPEGやAVIへと変換ができないのですが... どなたか変換方法をご存知の方、お教えいただけると大変嬉しいです。

以下は、仲間内に同報発信した文章である:

当スタジオは、3日、「聖尾OPのクイックタイムムービー技術試作に成功した」 と発表した。容量は約30MBと、かなり大きいものではあるが、先だって導入済 の1GBドライブを縦横無尽に操ることによって可能になったようである。

さらに、当スタジオにおいては「めけめけ」QT化にも成功しており、民間放送の チューナーをも併せ持って、HD録画予約など、いわゆる映像の1次的加工によっ てクオリティーの高い処理を目指すとのことで、今後とも更なる技術試作を重ね、 実用化に目処を付けたいとしている。


本サイトへのリンクはご自由にどうぞ。詳細についてはCopyrightのページも合わせてご参照ください。
© 2000 tecmemo.com, All Rights Reserved.