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[1996.01.25] Western Digital 1.2GB HDD

今更窓95&まっ君復帰

もう96年なのに95とはこれいかに??(笑)

LC630 HDD またもや認識せず!!

新年早々、なーんと、購入当初から異様に調子の悪かった「まっ君」の HDDが完全昇天。年末に既にパソコン関係を含めて40万円という大金をつぎ込んだ私、さらに加えるなら、メルコ HDDの一件で「もうパソコンには暫く投資しない」と決めていた私には、かなりショッキングな出来事だった。もちろん、そのまま放っておいたらタダの不燃物なので、「修理する」以外の選択肢は存在しないのであった。

そんなわけで、キャビを開け、コードから基板からバラバラにして、原因の完全特定に勤しんだ結果、HDD基板の破損(もしくはコネクタピンの接触不良等々)に依るものと断定。HDD基板上のストレスのかかりそうなところにハンダ盛りなどしてみたが(笑)一向に復活する気配なし(;_;) 既にこの時点でメーカー保証はあろうはずもなく、悔しいがHDD載せ換えということになった。しかし、そこはやはり金のなくなっていた私、しばらくまっ君は使わないと決め、キャビを開けたまま放っておく羽目となった...

LC630 は IDE HDDが使えるぞ!

さて、ようやく今週はまるまる土日の暇もできて、DOS/V + Win3.1 で使ってる COMPAQに、届いた Windows 95と、発売当初から持っている Microsoft PLUS!のインストールをしようと思い立った。で、どうせ95をインストールするなら、この機会に管理の都合上 HDDをフォーマットし直すことになるわけで、どうしようかととりあえず途方にくれていた。そこで目についたのが隣で眠りこけている「まっ君」である。まっ君をこのまま眠らせておく訳にも当然いかないし、「金もないけどどうせいずれは買わなければいけないしぃ~」などと、結局 TWO TOP博多店に HDDベアドライブを買いに走る筆者であった。

ところで、ウチにあるまっ君(LC630)のHDDは、マックの中でも数少ない IDEタイプである。だからといって、内蔵 CD-ROMは SCSIだから、到底コストダウンとは思えず、はっきり言ってこんな無駄な設計をしている理由というのがイマイチ掴めない。まぁ、いずれにせよ IDEのベアドライブは SCSIタイプに比べれば 2~3割方安いので、630ユーザーなら貧相な HDDを載せ換えないテはないだろう^^;;;
【厳重注意】メーカー補償範囲を超えるパソコンの改造や部品換装は、全て各自の責任となります。本WEBページ閲覧上のご注意もご一読ください

なお、マックの IDEだが、IBM-PCの IDEと違い、E-IDEとかの設定も要らず「BIOS設定」などとは無縁の世界。システムレベルでかなり柔軟に対応してくれるので、単純に「載せ換える」だけで、初心者にも大変優しい改造で(?)ある。ただし、IDEだからといって何でも動作するわけでもないらしく、一説には MacOCがベンダ IDをチェックしているという噂もあるが、詳細については私も情報を持ち合わせていないので、詳しい互換性情報については各自探していただきたい。

で、マックIDEの唯一の弱点は、「Master-Slave」の設定が出来ないことで、これはすなわち HDDが 1台しか接続できないことを意味する。すなわち、例えば現在 LC630-350MHDDなどを使っていて、これを1GB HDDにしたければ、従来のドライブを抜いて、新しいドライブをぶち込めということである。もちろん余ったドライブなどは周囲の DOS/Vユーザーなどに格安で譲ればよい。いくらかの足しにはなるだろう(笑) DOS/Vユーザーなら Slaveドライブとして有効に使えるからネ☆ 例えば広大な仮想メモリにするとか...

話を元に戻して...、TWO TOPで ウエスタンディジタルの 1.2GB HDDを \23,800で入手した筆者であるが、結局これを COMPAQに載せ、代わりに COMPAQに載っている 1GBをまっ君に移植することにした。そうこうして、COMPAQは晴れて 1.2GBのHDDを持つ Windows 95マシンとして生まれ変わり、一方、まっ君も復活したのである。とりあえずどちらも無事に動いて良かった...(^^;)

ただ、私が DOS/Vの HDDをマックに移す際に、殆どのファイルは勿論バックアップをとっていたのだが、Excel と Wordのファイルのバックアップをとるのを忘れてしまって、そのままマックに突っ込んでフォーマットしてしまったので、住所録などがきれいさっぱりと消失してしまった(;_;) そんなわけで、皆さまには御不便をおかけするかも知れませんが、筆者から住所と電話番号の問い合わせメールが届いた際には、快く応対してくださいませ<(__)>


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