最近は、職場のノートPCを出張などで持ち歩く機会もかなり増えてきた。また、それを持ち帰って作業する頻度も高くなってきた。そんな中、やはり出張先でメールをやり取りする重要性はますます高まっており、カード型モデムが欲しくなってきてしまったのは悲しい性である。
職場のPCだから、職場でカードモデムを買ってもらうのが筋なのだが、まぁ、いずれノートPCを買うこともあるかもしれないし、そういった意味では先行投資になるかななどと考える私であった。今買うなら、勿論 56Kモデムだが、56Kモデムは相変わらず2つの規格(K56flex, x2)の乱立状態であり、プロバイダもどちらを採用するかで入り乱れている状態であった。救世主となるはずの統一規格、V.90策定も遅れに遅れており、なかなか市場自体が萎縮しつつあった。
そんなとき、ついに V.90がようやくfixされる見通しになり、各メーカーから V.90へのアップデートファームウェアのダウンロードサービスが始まる見込みになったと各誌で報じられるようになった。ばしばしjpegが回線を流れるこのご時世に、もう28.8Kや 33.6Kはうんざりだ。どんなにこの日を待ち望んだことか...。
早速、品数豊富そうなT-ZONE キャナルシティ店へ向かう。散々迷った末に、最もサポートの良さそうな US Robotics CC1560Jを購入。早速持ち帰って動作させてみる。ところが、ウチの寮では交換機が絡むため、33.6K以上で繋がったことは一度もない(+_+) これはある程度予想は出来ていたとはいえ、当初の期待を大きく覆す大変残念な結果であった。
それにしても、社用ノートPCのために LANカード、TYPE IIIアダプタ、そして今回モデムまで買ってしまった以上、なんだか私物のノートPCが欲しくなってきてしまうのは、これも宿命なのだろうか...。