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[1998.10.01] TOSHIBA MK4309 (4.3GB HDD)

大容量可搬式固定磁気記録装置導入

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Let's noteを購入して数日が過ぎた。デスクトップで、GBクラスの HDDを複数使い慣れてきた身としては、1.6GBという容量は、既に過去のものとなりつつあった。しかし、せっかく安い PCを買ってきたのに、早々にHDDを置換してしまうのでは、本末転倒も甚だしい。そう悩みつつも、購入の翌々日には TWOTOP、T-ZONEとはしごしてしまう自分がいた。

うーん、元が 1.6GBだから、それを考えるとどうせ載せ換えるのであれば、せめて倍以上の容量は欲しい。そうすれば PC-UNIXとの共存も現実的になるだろう。それにしても、2.5インチ HDDはとにかく高いなぁ。デスクトップ用 3.5インチタイプと比較すると、バイト単価が倍以上だ...。やっぱやめだな。そう思い帰ってみたものの、やはり非力なノートを目前にしては、物悲しさすら感じてしまうのも事実である。

ちょっと待てよ? そもそも、ノートPCの利便性ってデータの可搬性にあるわけだよな。それを考えて、1kgという軽量のPCに惹かれて 10万円の大枚を払ったのではなかっただろうか。だとすれば、少ないHDDの容量でせこせことやりくりしながら細々と使うよりも、いっそ必要なデータはいつでも手元で引き出せるというぐらい使い倒すのが筋というものではないだろうか? こう思った瞬間、やはり HDDを換装せねばならないという悟りを啓いた私であった。

業務終了後ダッシュで T-ZONEに行くと、ノートPCサイズ(2.5インチ 12.7mmハイト)のタイプでは、3.4GBとか 6GBとかいう容量の HDDがあった。うーん、6GBとか確かに欲しいけど、8万円もするんじゃ話にならんなぁ。かといって、3.4GBだと載せ換えるまでの意味もないし...。

とショーケースの前をうろうろしてると、そこには TOSHIBA MK4309(4.3GB) が。これは Libretto 用に開発された 9.5mmハイトのドライブで、一般の 12.7mmハイトの製品に比較すれば若干お高めだ。ちょっと損する気もするが、別の見方をすれば、Librettoをはじめ、ノートPCは薄型化する傾向にあることを考えると、少々高めでも 9.5mmハイトを買っておいて損はあるまい。最悪、不要になったら Libユーザに転売するという手があるではないか。

こうして、大枚を叩いて、総額16万円の大容量可搬式固定磁気記録装置ができたのである(笑)。とりあえず、BIOSがすんなり認識してくれて良かった...。


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