それから3日経った。私は既にアプライド2Fのショーケースの前に立っていた。だが、どうしてもそのRA/DA専用メモリ(中古)を買う段になって踏ん切りがつかない。そもそも、私は現状で RAを拡張する気などさらさらなかったので(DOSマシンとして十分使えればいいとも思っていたためなおさらであった)、どうも自分が深みにはまりかかっているのを無意識のうちに感じていたのであろう。だが、既に今月結婚式を2つも抱えている私にとって、1万ちょいの額は貯金を切り崩しているとは言え既に”端た金”であった。それくらい金銭感覚が麻痺していたともいえる。
というわけで、30分も悩んだわりにはあっさり消費税を丸め込んでもらってメモリを買い込み、自宅に帰って早速装備したのである。ソリティアのトランプが速い! 会社のDOS/V 486SX-33アクセラレータ付きぐらいには快適に動くではないか(それもそのはず MELCO倍速 CPUを付けてる効果が若干ある)。遅かったWORDも印刷時に遅いというのは変わらないが、文書編集時にはそこそこ使える速度にはなってくれたようである。まあ、文書は VZで作って、それを読み込ませればいいのでさほど問題にはならないだろう。もっとも肝心なことだが総メモリ容量は購入前と全く変わっておらず、ただ32bitになったというだけのことではあるが…(--;)