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[1998.01.03] EK JAPAN TU-888 (真空管アンプ)

曲線美

TU-888

年も押し迫った 1997年12月27日(土)、何か歳末掘り出し物はないかとキャナルシティに出かけていった私であった。ふらふらと、メガバンドールにいくと、そこには、本コーナーではお馴染みの S技師が「この前組み立てたよ」と言っていたのと同一のものと思われる、KT88管を使った真空管アンプキット、EK JAPAN TU-888 があった。

う~ん、ムチャクチャイイじゃないですか!!

EK JAPANは随分真空管アンプキットを出していましたが、ちょっとチャチいので、今ままで触手が動くことはなかった。しかし、今回のこのキットは、今までのキットとはまるで別物。アルミ削り出しのフロントパネルや、しっくり来るボリューム、重厚感のある出力トランス、トランスに見合うだけの剛性の高い筐体、そしてなによりも KT-88の芸術的曲線美。もう見れば見るほど惚れ惚れしてしまう。しかも、これが定価 39,800円!? 欲しいぃ、欲しいぞぉ~ ^^;;;; ところが、メガバンドールには、この日は展示品だけで、現物を置いてなかった...ふぅ、良かったような悪かったような...。そんなわけで、財政状況を鑑み、しばらく熟考してみることに。

数日後、この話をS技師にすると、この製品は限定品だから、今購入しておかねばもう入手できない。で、吉田苑には置いてあるとの話。気づくと、S技師が吉田苑に電話を...ここからしばらくは記憶を失っていたので割愛するが(笑)、結局、年明け草々に吉田苑まで取りに行くことになったのだった。

さて年が明けて3日。早速お店に取りに行く。外形こそこじんまりとしたダンボール箱だが、そのずしりとした重さに思わず口元が緩んでしまう(^^;) 真空管アンプの組み立て記録については、エッセイ内のKT88真空管アンプ製作記に記載してあるので、そちらをご覧いただきたい。



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