先月、Roland UA-30(USBオーディオ)を買って、カセットテープをWAV化して HDDへと取り込んでいたら、僅か10GBしかないディスクは即座に満杯になってしまった。いずれ CD-DA化することを前提に 44.1k-16bitPCMでサンプリングしてきたので当然といえば当然なのだが...。
コラム:CD-DAのサンプリング
音楽CDの規格は、他のCD規格(たとえばビデオCD等)と区別するために、正式には CD-DA(Compact Disc Digital Audio)と呼ぶ。CD-DAのデータは fs=44.1kHz, 16bit linear PCM となっており、仮に5分の楽音を CD-DA化すると、
300(秒)×44,100(1秒間あたりの標本化数)×16bit×2(2chステレオ)÷8(bit→byte変換)
=52,920,000[bytes]=50.5[MB]
となる(まぁ概算で 1分あたり 10MB程度と覚えておけばよい)。いかにCD-DA規格が容量を喰うかが理解できるだろう。だからこそ音質よりもポータビリティを優先する向きには MP3などの圧縮フォーマットがとても有効なわけです。
10GB HDDが満杯になったというのに、まだ未変換のカセットテープはタンマリある...。確かに、HDD上の WAVデータを都度 MOドライブやCD-Rに書き出してもいいのだが、それはそれで手間隙がかかるし、データをいずれ MP3化あるいは WMA化する際に、MOなり CD-Rを探しまくって、再びHDDに書き戻さねばならない。それはそれでかなりだるい作業だ。
いずれにしてもここまできたらHDDを増設するしかない!今なら、30GB品あたりが値頃感もあるし、これぐらい容量があれば当面は安泰だろうと思い、思い立ったら即、会社帰りにパルテック西福岡店に向かい Western Digital WD307AA (5400rpm/30.7GB) を保護。18,800円ナリ。
しかし、当面これで安泰だろうと思っていたものの、この後、ビデオでも輪廻が... ^^;